あたしは次の世代への捨石 - 徒然気儘な綴方帳

あたしは次の世代への捨石

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えー、歌手の松山千春さんが「月刊松山 捨石」と題する時評誌を不定期刊行(月刊じゃないやん、というツッコミはなしの方向で(笑))しているわけでございまして、基本的には保守的な思想の持ち主である松山さんと、政治に対する思考の方向性はあまり一致しないわけですが、彼のこの言葉に、あたしは大きく共鳴するわけでございます。

俺たちは、次の世代への「捨石」である。 勝ち続けることも無理して勝つことも必要ない。負けても怖くはない。 大切なことは、負けたことで得た知識や、立ち上げる勇気を 次の世代に伝えることではないだろうか。 そう考えてゆくと、人間はみな生きていく価値のある存在であり、 それは大変素晴らしいことである。

自己一身の名誉だとか、そんなものは次の世代にとって何の役にも立ちゃしないのだから、あたしは、あたしにできることで、次の世代に地球という星のバトンを手渡していきたい。あたし自身が人の親になる、という可能性はないだろうから、直接に次の世代を紡いでいくことはないだろうけれど、あたしという存在が、次の世代のために何ができるのだろう、てなことは、常に視座に置いておかねばならんなあ、と改めて思う。

そうしたことを思うときに、主観をしっかり持つことも大事だけれど、その主観が妥当なものかどうか、という客観視のない主観は有害なのではなかろうか。

最近、やたらとあたしに敵対的に絡んで来る方がいらっしゃるようで、その方の主張のうち、選択的別姓、ということについては、あたしは予てからその導入を前向きにするべきだと言っておりますし、更に言えば、夫婦同姓を選択する場合でも、妻の姓と夫の姓からしか選べないのでは不十分であり、夫婦の双方が改姓する「夫婦の新たな姓」という選択肢が加味されるべきという指摘をしていますわな。

更に言えば、あたしの(とりあえずネット上での)人間関係にまで突っ込んでウォッチなさってるようですが、あなたと敵対する人と友好的な関係が少しでもあれば敵だなんて、二項選択的な価値観をお持ちなのはあなたの方だ、ということにご自分で気付かれていらっしゃらない。被害妄想も大概になさい。あたしのような36歳の若造にこんな説教をさせるあなたの行動には、同じような方向性にあるだろうと思っていても、さすがに賛同できない。
(主義主張に賛同できても行動に賛同できない、またはその逆、こうしたことは往々にありうることで、たとえば、あたしは日本共産党の現在の政治状況における発言へは賛同するが、その独善主義的な党のありようには賛同しない。逆に、自民党の中にも発言を評価する政治家はいくらかある(たとえば加藤紘一や、先年亡くなった(晩年の)箕輪登など))

あたしが、なぜ純化は危険だ、と何度も口を酸っぱくして言い続けているのか、ってなことの背景を、おそらくは想像することもされてないままにあたしを批判・非難されているんだろうな、と思わざるを得ない。勿論、あたしなど聖人君子には遠く及ばないし、非難されなければならない面も持っていることは率直に認めましょう。なれど、ひとのわざに完全はないのです。これもさんざ言い続けていることですが、全き正義があり、自分こそがその代弁者である、とお考えのように見えるあなたには、あたしの言葉がまったく通じてない。

そもそも、あたしは正義など代弁するつもりはない。少しでもベターな選択肢に近づければそれで十分であり、それ以上の能力が自分に具わっているとも思えない以上、よりベターなほうを選ぶためにいろいろなことを見聞し、体験し、自分の血肉にしていきたいだけなのだ。一足飛びに正解だけを求めたって、それが自分の血肉になりはしないと、それがぼんやりと何となく解る程度には人生経験も積んだから。

(立脚点や主義主張など)いわば異なる「言語」にたくさん触れることの重要性、猥雑さの必要性、多様性を確保することの意味を、これからも追求していきたい。

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コメント(3)

ヒトの議論は、人々に任せておいてよいと思います。

夢の中で地の人々は、星座について議論するのですから。
憧れをもつことは、人に許してよい。

そして、人の手で届かない仕事は、捨て石の望むところ。
どだい、人々の丁々発止は眼下に見下ろすもの。消えゆく者忘れられる者とまじわらない。

はじめまして。このエントリを拝見し、民主主義と日本国憲法の歴史を思い出しました。
ただの読み専ですが、McRash 様が心晴れやかにブログを書ける日が来る事を祈っています。

なんだか、今更な はじめまして(笑)!

すごく、ココロにしみこんで来て、おもわず泣けて来そう。このエントリ。
素晴らし!
スタンディングオベイションさせてね!!!

 

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