一人の教師として ― 東京都立三鷹高・校長の発言より - 徒然気儘な綴方帳

一人の教師として ― 東京都立三鷹高・校長の発言より

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えー、毎日新聞が報じたところによりますと、東京都教委が都内の公立校に発した、職員会議で挙手などによって教職員から採決を取ることを禁止する、という通達の撤回を、都立三鷹高校の土肥信雄校長も求めているとのことでございます。

あたしは、勿論この土肥校長とは面識すらございません。ですから、土肥先生がどのような教師として勤務し、校長としてどのような学校運営を行っているか、詳らかに述べる立場にはございません。
ですが、管理職であり、都立三鷹高校の運営に全責任を負う校長として、そしてひとりの教師、教育者として、声を上げるべきときに断固として発言をした土肥先生の授業を、是非受けてみたいと思うのです。

教育とは、上意下達のみで成り立つものではありません。上意下達で全て事が足りるのであれば、教育など必要なく、躾だけで間に合うのです。
教育、教え育てる、とも、あるいは教わり育つ、とも捉え得るわけですが、教えることは学ぶこと、なんて申します。教わる側は、勿論未知の領域を知ることができるわけですが、教える側は、教える、という行為を通してその対象を学び直し、そしてそれに対する教わる側の捉え方を学ぶことをとおして、やはり未知の領域を知ることができるのです。

ことほどさように片務的ではあり得ない教育という人の行いにおいて、その主要な場である学校を運営するに際して、管理職が一方的に一般教職員を指揮監督し、職務権限をもって強制することが如何に相応しくないか、という、根源を問われているのではありますまいか。

土肥校長にエールを送り、そしてかかる行動に走らせた東京都教育委員会への抗議の署名をこちらで集めております。リンクした案内ページによりますと、署名集中のため同様のフォームが3つ用意されておりますので、混雑の度合いに応じて適宜いずれかをお選びください、とのことですが、自由の風ネットワークさんが今回の署名活動を行っております。
勿論、あたしも土肥校長先生の意見と行動に賛同をするもので、ここに紹介をさせていただきました。

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コメント(3)

退職後に全員が嘱託で再採用されるという制度が理解できません。
人事権がある以上、どうにもならないと思いますね。
今回は損害賠償ということですが、主張が認められたとしても税金から支払われるわけですから、都民としては複雑な気持ちです。

この校長、元気がよく、落語家のように喋りますが、問題の本質をずらしていると思います。
都教委の管理には問題点もあろうかと思います。石原都知事になってから確かに右傾化を感じます。
しかし、それ以前の管理にも問題があって、都立高は非常に悲惨な状態でした。
組合が強すぎても困るのです。

職員会議というのは事務員や用務員も含まれますので、過半数決議によって学校運営の方針が決まってしまうのはおかしいです。
一般の会社でいえば、平社員の多数決で会社が運営されることになり、経営陣は株主から不信任されてしまうでしょう。
あくまでも諮問機関であり、意思決定とその責任はトップが負うべきです。

その意味では、都教委は間違っていません。通達を出さないと徹底できないのは校長に問題があるといえます。
それを言論の自由だとか、民主主義という観点で議論する事自体、問題のはき違えです。

この校長、気に入らない先生に対しては陰湿ないじめをするそうです。世間に向けたものとは全く異なる顔がありそうです。
生徒に対しては大甘で、それが人気になっているようです。
私たちの頃はそんな先生、かえってバカにされてましたが。

あなたのおっしゃるとおりです。しつれいします。

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    このページは、McRashが2008年5月11日 11:04に書いたブログ記事です。

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